農業機械用ギヤ
トラクター、収穫機、灌漑システム向けの重荷重ギヤ。粉塵の多い重負荷圃場条件に合わせた材料と熱処理を採用。

材料と熱処理
重荷重用途では、一般的に2つの材料ルートがあります。1つは20CrMnTiで、浸炭焼入れにより歯面硬さ58~62 HRC、有効硬化層深さ0.5~3.0mmが得られます。もう1つは42CrMoで、焼入れ焼戻しにより269~321 HBとなります。ウォームホイールは通常、錫青銅ZCuSn10P1製で、40Crまたは浸炭焼入れした20CrMnTiのウォームと組み合わせます。
一般的に遭遇する使用条件
農業機械用ギヤは高トルク・低速で動作するため、歯元に高い曲げ応力がかかります。圃場の粉塵は多く、油の戻りや潤滑が不十分なことが多く、その結果歯面の摩耗が早く進行します。負荷は大きく変動し、時折衝撃も加わります。
このような粉塵や泥の多い条件では、精度よりもシール性と耐摩耗性が重要です。ただし、負荷容量はやはり材料と熱処理によって決まります。
ギヤの種類と仕様範囲
- 平歯車 / はすば歯車: モジュール・外径・歯幅はお客様図面の指示に従います
- ウォームギヤ: モジュール M1~M16、ウォームねじ山数 Z1~Z6、セルフロック可能
- かさ歯車: モジュール M1~M12、直径 ≤Φ500mm
見積もりに必要な情報
見積もりを作成するには、図面またはギヤパラメータを、使用箇所と負荷条件、特に衝撃荷重の有無を明記の上、お送りください。連絡先は sales@dgpinyi.com です。
